次元のはざま

2次元と3次元のはざまでゆらゆらしてる人のつぶやき

フルバの魅力を伝えたい

フルバ全編アニメ化おめでとう、ありがとう。

 

10代の頃に心をゆだねてきたコンテンツを再び楽しむことができるのはとてもうれしいことですが、それと同時に、新しいコンテンツがネタ切れなのか、アニメ化などの消化スピードに供給量が追い付いていないのか…など、要らない心配も同時にしてしまうババアです。

 

さて、フルバについて。

 

フルバは、1998年から『花とゆめ』で原作の連載が始まりました。フルーツバスケット

原作の話をすると、最初は瞳の光が上に大きめに描かれている絵柄だったのが、いつの間にやら目の下のほうに移動してきているなあと思いながら当時は読んでいました(笑)

シンプルな線と画面の漫画だなって思っていました。

 

当時の花とゆめはというと、闇の末裔(休載中)、世界で一番大嫌い、花ざかりの君たちへ紅茶王子しゃにむにGO!、Wジュリエット、ゴッドチャイルドなどなど、今でもリメイクされたりドラマ化されたりするような作品が目白押しの時代だったと思います。

 

フルバのアニメ化は2001年、フルバ連載開始から3年で、当時は夾くんの話が最終回に持ってこられていたような記憶が…調べてみると、5巻までしかアニメ化されていないんですね。

しかし、OP、EDとも名曲で、堀江由衣もかわいく、当時はボロボロ涙を流して観ました。

 

 

フルバの面白いところはたくさんあるとして、まずはモチーフに干支を持ってきたところが親しみやすかったです。そしてみんな干支になってしまった後の姿がかわいい。

 

干支に入れなかった猫、猫はペットとして大人気(私も大好き)なので、仲間外れにされている猫に対して「私はねこさん大好きです」と言った透の言葉に共感した人は多かったはず!

 

干支の仲間になれなかった猫憑きの夾はもちろん、干支の仲間である草摩一家の12人にもそれぞれ抱えているエピソードがあって、それは家庭のこと、友人のこと、恋のこと、人間関係のこと、いろんな悩みと思惑があります。

 

透、猫憑きの夾、鼠憑きの由希を中心に、草摩家のメンバーやクラスメイトの抱える様々な思いに触れていくお話です。

干支の問題も、動き出します。

 

フルバのおすすめポイントは

①とにかく登場人物が魅力的!

1人の女の子と、より取り見取りな男の子たち(女の子ももちろんいる)という、今でいう乙女ゲーに匹敵する豊富なキャラ設定。あなたの推しが絶対見つかる。キャラソンとか出せば 

と思うよ。私ははとり推しだよ。最高だよ。

 

②幸せになってほしい!と思える

みんな幸せになるにはどうしたらいいんだろう?とたぶん生まれて初めて考えたのが、フルバを読んでるときです。

みんなが幸せって難しいなとは思いつつも、願わずにはいられない。

 

③とにかく心が震える

脳ではなく心です、震える。

特に、中学生・高校生くらいの人たちに読んでほしいし見てほしい。そして、人生をもう少しいろんな角度で見つめてみてほしい。

 

そういう作品です。

 

フルバ、楽しみですね!!

ぜひ、原作も読んでみてもらいたいです。

フルバを知らない若い世代がフルバという作品と彼らの人生に触れるきっかけになるとうれしいですね。

 

ババアも楽しみにしてます(笑)